ボーリング/試錐 トンネル用語集 「調査」
項目 | ボーリング/試錐 |
英語 | boring、drilling |
独語 | Bohrung |
仏語 | sondage |
意味 | 径数10o〜数100oの孔を地中に数m〜数1000m程度削孔することをいい、試錐ともいう。トンネル工事におけるポーリングは地表から、あるいは施工中に切羽付近から行う地質調査(後者は先進ポーリングという)、水抜き、換気、材料投入、注入、等多くの目的に利用されている。ポーリングは削孔方式によりパーカッション式、ロータリー式に、また、コア採取の有無によりコアポーリング、ノンコアポーリングに、削孔の方向により垂直・水平・斜めボーリングに分類される。崩壊性地質を削孔する際は孔壁崩壊防止のためケーシング、泥水、セメントミルク、等の使用が必要となる。コアポーリングの際は、コア採取率を高めるよう地質に適応したコアチュープを選択する必要がある。長孔コアポーリングの際はコア取出しに時間を要するのでワイヤライン工法を採用することが多い。 |