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ディープウェルコウホウ/ディープウェル工法、深井戸工法 トンネル用語集 「地山安定処理」
項目 |
ディープウェルコウホウ/ディープウェル工法、深井戸工法 |
英語 |
deep well |
独語 |
Schwerkraftbrunnen |
仏語 |
puits profond |
意味 |
地表よりディープウェル(深井戸)を掘り、重力によって地下水を導き、ポンプによって排水する工法である。この工法は、透水係数の大きい地盤(10-1〜10-2p/s)で地下水量が多く、また、水位低下量や範囲が大きい場合に適用する。ディープウェルの構造は、削孔内にストレーナ付き鋼管を挿入し、パイプと孔壁の間にフィルター材を填充する。フィルターを通して流入する水は、水中ポンプ、ヒューガルポンプ、または高揚程ポンプにより排水する。ディープウェルの配置は、事前の揚水試験に基づきトンネルのルー卜沿いに一定の間隔で設置しなければよい効果が得られないので、地表に建物等がある場合は注意を要する。また、施工にあたってはボーリング時の孔壁安定剤の除去、ストレーナの位置、関口率、フィルター材の選定を厳密に行うことが肝要である。
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